【追記有り】アプリ内から自社の全アプリを宣伝する超簡単な方法2つ
自社媒体から自社アプリへ誘導することはとても重要な手段です。
宣伝用の自作ページを経由させたり、各アプリのiTunesリンクに飛ばしたり、ASPの自社広告機能を使ったりと色々あると思いますが、メンテナンスもつき物で、自社の全アプリへ誘導するページを作るにも一苦労です。
今回は、そんな面倒はせずとにかく手間を省きたい!と言う方の為に、iOSアプリ用の超簡単に出来る全アプリ紹介方法を書きたいと思います。
1. App Storeの検索結果を利用する!
App Storeの検索結果のページをアプリ一覧ページとして利用してしまおうという内容です。
リンクを実装するには
PC/MacのiTunes検索窓で、自身のデベロッパ名などを検索して出てきた結果ページから、全て見る、を右クリック(トラックパッドならダブルタップ等)すると、リンクをコピー出来ます。
アプリ内からはリンクに飛ばす要領で、以下をボタン等に割り当てます。
NSURL *url = [NSURL URLWithString:@"コピーしたURL"]; [[UIApplication sharedApplication] openURL:url];
iOS 6では、スクリーンショット付きの検索結果一覧になります。
経験上の不安定要素として、稀に検索結果が表示されません。それと、他者が勝手に自社名などを検索キーワードに使うと、第3者アプリも表示されてしまいます。
ただ、手間が省けて使いやすいのでそのまま今も使っています。自社名含むユニークな文字列でやると良いかもしれません。
2. デベロッパ情報を利用する!
iOS 6の公開と共にApp Storeが刷新され、アプリの関連や詳細情報下部のデベロッパ情報から、その開発者が作ったアプリ一覧が見れるようになりました。
この変更で気になって試してみたところ、iOS 6端末では、デベロッパ情報のアプリ一覧にリンク→閲覧が可能になっていました。
※以前からPCやMacのiTunes Storeからは閲覧できましたが、iOS端末上では表示出来ませんでした。
※iTunesやApp Storeの入っていないシミュレータからは閲覧できません。
これを宣伝用のアプリ一覧ページとして利用してしまおうという魂胆です。
PC/MacでiTunesを起動、自社アプリのページからリンクを取得します。デベロッパ名の上で右クリックして、リンクを取得します。
もしくは、ITMS Link Makerで自社アプリを検索すると出てくるアーティストリンクから取得することも出来ます。
後は1の検索結果版と同じように、アプリ内からリンクすればOKです。
対象がiOS 6以降の為、確実な実装にはOSのバージョン判別をする必要があるので注意です。(Objective-CでのiOSのOSバージョン判別方法はこちら)
App StoreではなくiTunesへ飛びますが、iTunes上でインストールも可能でした。アプリの詳細を見ようとすると、App Storeに飛ぶ挙動を確認しています。
自社アプリへ誘導する方法のこれから
新しいApp Storeのアプリ一覧ページは画面遷移なくインストールが可能なので、複数のアプリを一気にインストール!ということも期待でき、活用していきたいところです。
個人的には、とりあえず検索結果版を使っておいて、iOS 6のシェアに応じてデベロッパ情報版を全アプリへ、という流れにしようと検討中。
+αとして、主に新作アプリへの誘導を目的とした、ASPの広告と同じサイズ(320x50等)のUIWebViewも設置しようかなとも考えています。
複数アプリへの個別リンクを記載した自社サイトページを、その小さな枠内に表示する形で、省スペースで複数アプリのオススメ一括宣伝+アプリの更新を必要としない仕組みはお手軽かなと。
※考えているだけでまだやっていません!
皆さんの有効な宣伝・誘導方法等があったら、是非教えてください。
【追記】Twitterから有用な情報が!
@dice_s うちはこういうリンクでやってます。 [NSURL URLWithString:@"itms-apps://itunes.com/apps/projectner"]^(0)※コロンは半角
― Project NeR. さん (@P_NeR) 10月 3, 2012
iOS6未満でも使えるアーティストリンクの実装方法を教えてもらいました!こういう知らなかった情報を教えてもらうことが出来るとは、こういう記事は書いてみるもんですね!@P_NeRさんありがとう!
改めて試しました→ 続・アプリ内から自社の全アプリを宣伝する超簡単な方法