2013年4月13日 土曜日 HOME > Windows Update
NVIDIAのドライバアップデートで不具合発生?4月10日以降のWindows Update に要注意
Windows Updateに含まれている特定ユーザ向けの、NVIDIAのドライバーアップデート「NVIDIA driver update for xxx」(xxxはグラフィックボードの製品・規格名称)で多数の不具合や不振な挙動が確認されているようです。
不具合が発生したとの声が相次ぐ
筆者は、 Windows Update より NVIDIA のドライバーをアップデートし起動したところ、画面上での視覚的な問題はないものの、マウスやキーボード周りなどがやられ、まともに操作できない状態に。
再起動しても治る気配がなく、先ほど行った Windows Update を、システムの復元より回避したところ、無事元通りになりました。
ネットで調べてみたところ、筆者の事例も含め以下のような不具合の声が見られました。
- 突然画面がブラックアウトした
- 画面の色が変わった
- 画面の解像度が初期化された
- モニターの電源が切れた
- ソフトが強制終了
- ソフトが起動しなくなった
- マウスが動かない
- キーボードの日本語入力設定が適用されない(かな入力のみ)
- キーボードで半角英数が打てない
筆者はパソコン終了時に更新を行い、次の起動時に起きた不具合ですが、PC起動中に自動で更新された場合の現象や、macでも起きたとの発言も一部で見られ、この違いによる詳細は不明。
これとは別件で4月10日に行われたWindows Update (KB2823324) による不具合(*1)も多発しているようで、多方面から出ている不具合発言が一概にNVIDIA関連とは言い切れませんが、アップデートは注意して行ったほうが良いことに間違いはなさそうです。
*1 2823324 のセキュリティ更新プログラムをインストールした後 Windows 7 では、イベント ID 55 または Stop 0xc000021a エラーが表示します。
この問題の予防・解決策
回避方法としては Windows Update の自動更新を切り、手動でアップデート内容を選ぶことになると思います。既に問題が起きてしまった場合は、更新前の状態へシステムの復元を。
システムの復元は、スタートメニューから[すべてのプログラム] → [アクセサリ] → [システムツール] → [システムの復元]で表示することが出来ます。
スタートメニューの固定表示欄に「システムの復元」を入れておくと、今回のような、いざという時に手間が省けて良いかもしれませんね。